美少女遊戯 -ちこさんの秘密-

美少女遊戯 -ちこさんの秘密-

第四話 女子水泳部員のゴーストが現れる女子更衣室片隅で愛を叫ぶ男子(1)【美少女遊戯】

「密室トリックの謎は既に解けましたよ」「…ぁ、はい」「あとは犯人が誰なのかを突き止めるだけです。もう少しの辛抱です。がんばりましょう」 気持ちのいい明るく涼やかな声だ。「いやあの… 会長? それはいいんですけど、ここで見張っていたらすぐに見...
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第三話 女子に擬態する男子と女子のことが好きな女子(4)【美少女遊戯】

「へっへっへっ。チクらないって約束してくれるまで、ここは通さないぞ~」 僕が思考を巡らせているところに遊花はやはり目をハートマークにして、飛び上がりダイビングしてきた。まずい、身体を抱かれたり胸や股間に少しでも彼女の手が触れたら、僕が男子で...
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第三話 女子に擬態する男子と女子のことが好きな女子(3)【美少女遊戯】

「さぁ遠慮しないで遊花ちゃんって呼んでね」 恋は盲目とはこのことだろうか。遊花は目の焦点がどこにも合っていない。なにせハートマークなのだ。「ふぅふぅ… ぼ…、ぃゃワタシは! 女子同士として普通にお付き合いできればいいと思います。遊花 さ ん...
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第三話 女子に擬態する男子と女子のことが好きな女子(2)【美少女遊戯】

「いいじゃん、仲良くしよっ」 遊花は僕の気も知らずに無邪気に遊んでいるように見える。「いや、あの、その…」 同級生とは思えない幼さの残る表情と同級生とは思えないお乳の大きさのギャップがどうにも僕を混乱させるのだ。「えと…、もしここで誰か他人...
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第三話 女子に擬態する男子と女子のことが好きな女子(1)【美少女遊戯】

 類は友を呼ぶと言う。 それは当たっていると思った。同類項は引き寄せられるというのは確かに必然なのだろう。唯々野ちこ先輩と出逢ってからというもの、僕の回りに奇妙なことが起こり始めていた。「ム~… っちゅううぅぅ~」「いやいやいやいや!」 ―...
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第二話 唯々野ちこの豹変と翻弄されて玩具になる僕(7)【美少女遊戯】

 びゅくびゅく… とろとろ… ガマン汁が大量に溢れてきていた。 くちゅっ 自らの精液が亀頭に絡まる。「ハァハァハァッ」 シコシコシコシコッ くちゅくちゅ 気づけば自然とオナニーの勢いが激しくなっていた。彼女の太ももを見ただけで僕の抵抗戦線は...
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第二話 唯々野ちこの豹変と翻弄されて玩具になる僕(6)【美少女遊戯】

 しこしこっ「ぁ、やばい…。もう少しで…」「え…、もう?」「ハァハァ………」 唯々野さんは驚いていた。 それは… 早過ぎるという意味だろう。持久力がないというのは男として決してよいことではない。女子を愉しませる時間が少ないということに直結す...
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第二話 唯々野ちこの豹変と翻弄されて玩具になる僕(5)【美少女遊戯】

「いえ、先輩。女子の先輩の目前で普通はしませんよ…? こんなことは… ですわ」 しこしこしこ 僕はただただ興奮していた。テンションがおかしくなっている。「あぁ、しかも女装もしてるしな。確かにそうかも… 知れない」 しこしこしこ 一所懸命に包...
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第二話 唯々野ちこの豹変と翻弄されて玩具になる僕(4)【美少女遊戯】

「ふふふ。事実だからな」 この人はどうしてこんなに自信満々なのだろうか。まるで他人事のようだ。 発言は乱暴なのに、その姿は美しい。清楚な容姿に清純な声質、伸びた背筋、細く靭やかな指、あどけない無垢な表情。どれをとっても完璧で僕の理想の異性を...
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第二話 唯々野ちこの豹変と翻弄されて玩具になる僕(3)【美少女遊戯】

「それじゃあ試しにちょっとパンツでも脱いでみようかな… です… わ?」 僕は勇猛可憐な声を出して意を決していた。 これが彼女の求めている答えのハズだし、僕としてもすべてを吐き出してしまったほうが楽になれると思った。「ま、何をするかしっかり見...
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第二話 唯々野ちこの豹変と翻弄されて玩具になる僕(2)【美少女遊戯】

 まんまと僕は唯々野さんの罠に嵌っていた。「それは約束を反故にすると受け取ってもいいのかしら?」 唯々野さんの視線は鋭く僕に突き刺さる。彼女は短くため息を吐いて、自分の鞄からメガネケースを取り出すために一度背を向けた。「申し訳ないですがお嬢...
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第二話 唯々野ちこの豹変と翻弄されて玩具になる僕(1)【美少女遊戯】

 生徒会室というおよそ縁遠い名称の部屋の前に僕は立っていた。凡夫である僕がこのドアをノックできるほどの教養や素質など身につけていない。 手に汗が滲んで、そのまま数分間。ゆっくり夕日が沈んでいくのを背中に感じていた。「何をしているんでしょう。...
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第1話 彼女の下半身が気になって仕方ない男子と彼のパンツを握り締めた女子(4)【美少女遊戯】

「あ、いや」 唯々野さんは僕の後ろに回ってブリーフパンツを回収しようとしてきた。 僕はくるんと回転して華麗に避ける。なおさら渡すわけにはいかない。「そんなことしなくても… こんな落ちていたパンツは汚いですからそのへんの公園のゴミ箱にでも捨て...
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第1話 彼女の下半身が気になって仕方ない男子と彼のパンツを握り締めた女子(3)【美少女遊戯】

 数々の疑問点が交通渋滞を起こしてきたので少し整理しよう。 僕の疑問はどうして唯々野さんはパンツを穿いていないのか、ということに尽きる。だが混乱している僕にまともな思考ができるはずもないのだ。疑問が浮かぶだけで思考は停止している。 唯々野さ...
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第1話 彼女の下半身が気になって仕方ない男子と彼のパンツを握り締めた女子(2)【美少女遊戯】

 気恥ずかしさですぐに目を逸らしていた。バカみたいに広げていた手を頭を掻くフリをしたりしてなんとなく引っ込める。無謀にも抱きかかえようとしていたなんてことは、これで誤魔化せただろうか。「あ…」 唯々野さんもモジモジとしだしてお互いに目線が合...